オナニー後に腹痛が起きる原因と5つの改善方法

オナニーした後にお腹が痛い、特に下腹部がキツイ...とお悩みのあなたへ。この記事を読めば、痛みの原因と治し方がわかります。

なぜ腹痛を感じるのか？（男性）

pelvi floor muscle＝骨盤底筋

オナニー後に下腹部が痛む人は、骨盤底の筋肉に問題が生じる「骨盤底機能障害」の可能性が高いです。

骨盤底筋は性器全体をささえる体幹です。自慰行為をしすぎると、骨盤底筋が繰り返しけいれんし筋肉疲労になります。

射精のたびに、骨盤底の筋肉がなんども収縮と弛緩をくり返すため、筋肉が硬くなり下腹部に痛みがでるようになります。

骨盤底筋の神経が刺激されて痛みを感じることがあります。

疲労しすぎると、ペニスの形が変わってしまうなど、身体的な変化を引き起こすこともあります。

くわしくは以下にまとめています。

なぜ腹痛を感じるのか？（女性）

pelvi floor muscle＝骨盤底筋

University Hospitalsによると、オナニー後に下腹部が痛む女性は、オーガズム障害（Dysorgasmia）とされています。

女性の場合、オーガズム障害は、オーガズムの最中または後に痛みや不快感を感じることが特徴です。これも、骨盤底筋機能障害が一番の原因です。

性交中に性器が痛くなる性交疼痛症（せいこうとうつうしょう）とは別物です。

オーガズムができない人は、無オルガスム症（Anorgasmia ）といいます。おなじく骨盤底筋の硬さや弱さが原因です。

くわしくは以下にまとめています。

5つの改善方法（男女共通）

最低1週間オナニーしない

オナニーを3日ほどやめれば筋肉が回復して痛みは引きます。できれば1週間は休ませたほうがいいです。

今回痛みが出たということは、体幹部分で筋肉疲労を起こしています。これ以上ダメージあたえると性機能不全になります。

3日間オナニーをガマンできない人はポルノ依存症です。

これを機に改善することをおすすめします。万が一回復しても、またやりすぎて痛みが再発します。

ポルノ依存については以下にまとめてます↓

ランニング・筋トレをひかえる

ランニングや過度な筋トレをしすぎると筋肉が緊張した状態がつづきます。

その状態でオナニーすると、さらに筋肉がかたくなり痛みがでます。

日常的に激しいトレーニングをしている方は、ひかえた方が安全です。

ウォーキング

ウォーキングは骨盤が前後に動いたりするのでストレッチ効果が高いです。からだへの負荷も低いのでおすすめです。

おなかにある筋肉のコアを鍛えることができます。からだを支える力が強くなり、姿勢もきれいに保たれます。

ただ、「歩き方」がとても重要です。手の振り方やからだの角度で、効果がまったくちがってきます。

ウォーキングを習慣にしても、からだに負荷のかかる歩き方をしていたら、骨盤底筋は良くなりません。

そんな状態に気づかず、5年、10年と間違った歩き方をするのだけは絶対に避けないといけません。

ふつうに歩くだけでも全然OKですが、正しいウォーキングを知って、骨盤底筋も姿勢もバッチリにしたい方はこちらをご参考ください。

たったウォーキングだけでも見違えるくらいの結果を手に入れることができます。

僕自身、1年以上継続してそのことを強く実感しています。

食事の量をしばらく減らす

食べすぎは胃腸をパンパンにします。満腹状態が長いとそれだけで骨盤底筋にとって負荷です。

息を吸うときは、内臓が下に移動します。骨盤底筋を押しこむ形になります。さらに食べたあとは呼吸が速くなります。

つまり、食べすぎると胃が重くなった状態で、高頻度で骨盤底筋を圧迫することになります。だから、食事の量を減らす意識が大切です。

骨盤底筋エクササイズ

長期間痛みがひかない人は、骨盤底筋機能不全が慢性化しています。

骨盤底筋が硬くなりすぎたり弱ってくると、射精時の痛み以外にも、肛門や膀胱の痛みがでます。

骨盤底筋をエクササイズして、硬すぎずゆるすぎの状態を目指してください。

まずは、低負荷の運動でリラックスさせてから、骨盤底筋を強くしていくのがおすすめです。

骨盤底筋改善は以下にまとめました↓