うつ病になると、ホルモンバランスがくずれて性欲低下につながります。
しかし、不安感で急に泣き出すわりに、なぜか性欲だけは湧いてくる人がいます。
なぜでしょうか?うつ病でオナニーしてしまう人向けにその理由を説明します。
なぜうつ病になるとポルノ視聴が増えるのか?
本来、うつ病なら性欲は減っているはずです。なぜ、無性にポルノをみたくなるのでしょうか?
世界3位の大規模医学サイトPSYCOMにこうまとめられています。
うつ病になると、外に出るのが億劫になったり、友達との関わりが少なくなることがよくある。
それによって、感じる孤独やつながりのなさは無視できないほど大きい。
つまらなさや気をまぎらわせるため、または何かの問題から目をそらすために、ポルノを見ることが増えることがある。
うつ病の人は、現実逃避のためにポルノを利用しやすいんですね。そして、つぎがポイントです。
このときの性欲は、脳が憂さ晴らしのためにつくったフェイクです。純粋な性欲じゃありません。
だから、性欲を満たせば満たすほど、現実逃避の回路が強化されます。嫌なことからポルノで逃げ出すクセがつきます。
うつ病が治ったあともオナニーなしでは生きていけなくなります。
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オナニーしたくなる脳科学的な理由
実際、脳のなかでは何が起こっているのでしょうか?これを知るために脳波のことを理解しましょう。
脳波とは、考えたりするときにでる電気の波のことです。ラジオのチャンネルみたいなもので5種類あります。
- デルタ波:とてもゆっくり
- シータ波:ちょっと速い
- アルファ波:もうちょっと速い
- ベータ波:もっと速い
- ガンマ波:最も速い
うつ病になると、脳波がハイベータ(過剰に刺激されている状態)になって、とても不快な気分になります。
そうすると、脳はからだに「オナニーしろ!」という信号を送ります。
なんでそんなことするのでしょうか?
一時的に不快感をマヒさせることができるからです。(フェイクのはなしがこれ)
効果は少ししかつづかないけど、一瞬で気持ちよくなれる。だから、異常な性欲が湧いてくるのです。
オナニーをつづけるべきか?
今説明したことを数字であらわしてみると、オナニーをつづけるべきかどうかすぐにわかります。
うつ病の人の気分を50、ふつうの人が100だとします。そうすると、こうなります。
オナニー前:50
オナニー中:70
射精した瞬間:120
射精後:45
もうまるわかりですね。オナニーしても一瞬気分が良くなって、そのあと急降下します。
オナニーしすぎでうつ病になる理由もこの気分の落差のせいです。
長期的な目線で見ると、オナニーはうつ病を悪化させる毒薬にしかなりません。
そもそも、オナニーとうつ病はニワトリとたまごの関係です。どっちも原因になりえます。
だから、本気でうつ病を治したいならオナニーをつづけるべきではないのです。