ポルノは、あなたを今の現実から引き離し、快楽に満ちた空想の世界へテレポートさせてくれます。
結局のところ、現実を無視して仮想世界に逃げ込んでもうまくいきません。むしろ終わったあとに余計不安をかかえるだけです。
ダメだとわかっていてオナニーで現実逃避してしまう。その理由を解説します。
肉体的な逃避
ポルノを見てオナニーすれば、ムラムラや性的な痛みが、性的な満足感に変わります。信じられないほど強烈です。物理的に自分の性欲の重荷から逃れることができます。
どれだけオナ禁を継続している人でも、やはり逃れたいと思うことがあります。それは人間の葛藤の一部であり、肉体的な逃避です。
性欲があるのに、それを満たしてくれる世界が必ずしも整っていないのは皮肉な話です。
人は時に困難な状況に置かれ、苦痛を感じることがあります。それをどうにかするためのより良い方法が、あなたにとってポルノを見ることなのです。
状況的な逃避
今の自分の状況から逃げたいと思うとオナニーで現実逃避します。
例えば、
- クビになったばかり
- 上司や同僚とケンカした
- 女の子に振られた
- 自分の外見に満足できない
- 社会に出ても自信が持てない
などがあります。どんな状況であれ、もしそれが不快で、みじめに感じるのであれば、間違いなく今の状況があなたをポルノに追い込んでいます。
社会的ステータスが必要なくなった
僕たちは、無意識に「地位が低い」という自己認識をもっています。この思想は思っているよりも危険です。
この世界はステータス主義です。人類みな平等と言いつつ社会的地位がすべてです。自分の地位が低いと感じると脳がパニックになります。
男性は、社会的圧力によって、社会的地位と性的征服を気にするように仕向けられています。恐ろしいことに、ポルノはこれを見事に実現させてくれます。
ごく最近まで、女の子をゲットするためには、仕事の能力や収入、社会性とかを兼ね備えている必要がありました。女の子は、あなたのステータスを見て自分の彼氏にするか決めていました。
ポルノはその方程式を完全に覆しました。女の子と出会って性的な欲求を満たすという必要性を奪いました。
多くの人が、
- 自分はこれ以上有能になれない
- もう責任を負えない
- この年じゃ何をしてもおそすぎる
と感じています。ただ、そんな努力はもう必要なくなりました。
現実世界で社会的地位が低くてもいいのです、ポルノサイトでオナニーすれば、社会的にも性的にも欲求を満たすことができます。
ポルノは、自分に課せられた状況的な重荷や、自分の置かれた立場から逃れることができる最高のツールと化してしまいました。
感情的逃避
退屈、不安、孤独、悲しみ、ストレスなど、ネガティブな感情を感じたときは、ポルノを使って一時的にその感情をオフにできます。
ネガティブな精神状態から、一気に快楽のピーク状態になれます。脳にとってこんなにうれしいことはありません。
これでうまくいったから、これからもずっとこれしかやらないぞ、だってこんなに簡単で気持ちいいんだから
と思ってしまうほどです。もちろん、感情的な問題の答えを見つけるのはそう簡単なことではありません。
時には、本当に悲劇的な問題もおこります。打たれ弱い体質のせいで、小さな問題が重くのしかかるように感じる人もいます。
そうはいっても現実は現実。オナニーで性欲を満たすと、根本的な感情に対処する方法を学ばなくなります。自分を完全にダメにしてしまうのです。
精神的苦痛からの逃避
あなたは精神的苦痛を感じています。その痛みは生々しいほどリアルです。どんなテクニックを使ってもそれをなかったことにすることはできません。
痛みを深刻に受け止めすぎると、その痛みを大切にしすぎてしまいます。
本当に欲しいものが手に入らないのなら、快楽を得ればいいや
みたいな感じで、それこそポルノに戻ってしまいます。
ある時点で、この流れを断ち切るか、それともこの松葉杖に頼ってネガティブな感情を回避し続けるか、決断しなければなりません。
改善方法はこちら↓
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