足フェチになる5つの理由

足フェチについて興味がある人、特に悩みをもっている人向けに、その原因をくわしく解説します。

足フェチというと、足、指、つま先、踏みつけ、履物とかいろいろありますが、この記事では「足」にフォーカスしています。

性器の感覚機能と隣り合っている

Wikipedia参照

足と生殖器は、脳の感覚を司る部分において隣あっています。だから、フェチになりやすいという説があります。

※左上のFoot（足）、Toes（足指）とGenitals（性器）です。

文化的な要因

国や文化によっては、足は生殖器と同じようにプライベートな部分と考えます。

からだの一部がタブー視されると、人間の好奇心をくすぐります。その部位を性的に見やすくなります。

南アジアの文化では、神聖な場所や家に入るときに、靴を脱いだり、足を覆（おお）うことがあります。

幼少期から、このような習慣を過ごしてきた人は、足をプライベートなものとして認識しやすくなります。日本人は、家で靴を脱ぐ民族だから足フェチが多いのかもしれません。

中国の伝統文化では、「足が小さいこと＝美しさと地位の証」とされています。それが足縛りの習慣につながりました。この場合は、小さい足フェチに発展する可能性があります。

実は、アメリカ人も足フェチがたくさんいます。以下、アメリカを対象にした統計です。

• 2020年4月から2021年4月までに、米国で「足フェチ」という言葉が1,713,630回グーグル検索された。
• 平均して、アメリカ人は1カ月に4万回「足崇拝」をググっている。
• 体の部位フェチの半数近く（47％）は、足やつま先にこだわりがある。

※参考：How Many People Have A Foot Fetish? [2022 Statistics]

なぜかというと、宗教的な要因があります。キリスト教は、足を洗浄するような特定の儀式があります。自然と足に焦点を当てることが多くなります。

さらに、西洋文化も影響しています。一番は「ハイヒール」です。ファッションやメディア操作によって、足をより美しくみせるハイヒールが性的な象徴として扱われます。

また、足をマッサージしたり触ったりすることが、気遣いの表現とされる文化圏では、脳の連想学習によって、足フェチになる可能性が高くなります。

ポルノの影響

ポルノは、足フェチの人をターゲットにしたコンテンツがたくさんあります。さらにその動画も「足が魅力なんだ」という固定観念を植えつけて、新しく足フェチにさせることがあります。

ポルノを視覚的な刺激が強いです。以下のような3つの段階でフェチ化させます。

ポルノを見た人すべてが足フェチになるわけではないです。個人的な経験や、環境要因によって、足フェチになるかどうかが左右されます。

ただ、ポルノは今もっているフェチのはけ口として機能します。依存症におちいりやすいので非常に危険な存在です。

一般化

さきほど話をした一般化ですが、思っているよりも無意識に影響を受けます。人は、他人を観察したり真似たりすることで、簡単に性癖を身につけます。

まわりに足フェチの人がいたり、足にまつわる性行為を目撃したりすると、自分も足に興味を持つようになる可能性があります。

最近は、ポルノまがいの足フェチ系映画も増えてきました。それがAmazonプライムやNETFLIXのコンテンツだったりすると、その行動が社会的に受け入れられているように誤解します。

幼少期のトラウマ体験（母親の足）

幼少期に足にまつわるネガティブな体験を受けて、足フェチ化することがあります。特に母親の姿を見てなった人は多いです。

足フェチの人は、子どもの頃、母親の忙しい姿をずっと見てきました。お母さんはいつも、家事、洗濯のためにバタバタ裸足で家中を歩きまわっています。

赤ちゃんをベッドに寝かせる余裕がありません。しばらく床に置いて放置気味です。一方、赤ちゃんは母親と一対一でつながる喜びを感じたいです。必死でハイハイして母親を追いかけます。

お母さんとずっと一緒にいたい、でも相手にしてくれない、そのとき視界にはいってくるのがお母さんの足なのです。

やっと母親の足をつかまえたときは、至福の時です。何とも言えない恍惚感です。

そんな時間を長く過ごしてきた結果、さびしさと快感がミックスしてトラウマ化しました。そして、日常生活のなかで、女性の足が一対一でつながるための感情の象徴になったのです。

まとめ

足フェチだからといって、本質的に有害であったり、病的なわけではありません。

多くの人は環境的な要因で足フェチになります。特にポルノやトラウマによってなります。

足フェチが心地よく感じているなら、そのままでいいし、人生に悪影響を与えているなら改善したほうがいいです。

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