あなたは何歳でしょうか?26歳?35歳?あなたが何歳だとしても僕はあなたの悩みを一発であてられます。
あなたの悩み、それは・・・「今の仕事が嫌で嫌でしかたない」です。
仕事のために、朝起きるのがおっくう。シャワーを浴びる気力もない。昨日のカップ麺のゴミもまだそこにある。
毎日オフィスに行くのがつらく、同僚や上司と話すのも楽しくない。本当に本当に何をしても楽しくない。
でも、一つだけ楽しいことがありませんか?「オナニー」です。
オナニーすると、日常のストレスが一気に吹き飛びます。だから、今はそのために生きていることでしょう。
でも、オナニー後は、またつらい気持ちになります。
現実の世界では、あなたはまったく評価されません。彼女もいません。
「痛い現実」が戻ってきます。でも、オナニーで逃げつづけるしかない。
「本当にこれでいいのかな?オナニーばかりしていても、何も解決しないよね。」でも、答えが見つからない.....
そして、あなたはまたアソコをさわりはじめる。なぜなら、それしかできないからです。
本当に現実逃避ばかりしつづけていいのか?と思っているなら、このまま読み進めてください。
目次
逃避癖が身につく
オナニーで現実逃避をすると、問題解決に真正面から向き合わない習慣が身につきます。
本気で直面すべき課題を無視するようになります。
イヤなことから逃げることしか考えなくなります。何でもかんでも先延ばしにします。
前科持ちの犯罪者のように負い目を感じて生きていくことになります。
逃避をやめるまでストレスがつづく
逃避癖が厄介なのは、その問題が片づくまでストレスがつづくことです。
逃避しつづけていると、日に日に精神的な不安が増大していきます。
将来の問題に取り組む意欲がジワジワと削られていきます。
ポルノ依存の無限ループ地獄がつづく
現実逃避は依存症ととなり同士の関係です。
あなたが、ポルノに逃げているとき、脳内の快感物質であるドーパミンが大量に放出されます。
ドーパミンは、速攻で無限の快楽を与えてくれます。
ドーパミンのラッシュに頼っていると、脳が変化し、慢性的な依存状態から抜け出せなくなります。
無力感を感じるようになる
現実から目を背けているとネガティブな自己認識が強くなり、
自分は本当の欲求を満たすことができない無力な存在だ
という意識がめばえます。その認識に対処するために、さらに現実逃避するようになります。
そこから脱出しようという気力はさらさらなくなります。
楽しい人生をつくる代わりに、苦しい人生に対処するために人生を費やそうとします。
「苦痛は美徳」という言葉で自分をだまし、痛みに執着して、そこから離れようとしなくなります。
あなたは、人生で意味のあることを何も成し遂げていない痛いオジサンを見たことありませんか?
プカプカたばこを吸いながら「俺みたいになるなよ!」と自嘲気味にアドバイスしてくる痛い人です。
「人生を踏み外した自分を自覚している俺ってカッコイイ」と勘違いしている典型的なパターンです。
そのままオナニーで現実逃避ばかりしていると、あなたもそうなります。
対人関係スキルが壊滅する
現実世界で過ごす時間が減ると、人と会話できなくなります。
あなたが大学を休学して、1年間ゲーム三昧の生活をしたとします。
食事は全部Uber Eatsです。朝起きて寝るまで誰とも話しません。
ある日電車で都会へ行きました。スマホのタッチをミスって改札で足止めくらいました。
みんな見てます。どうにかしないと緊張がヤバすぎて死にそうです。
駅員にヘルプを求めることができないあなたは、あろうことか無理やり通り抜けようとしました。
変な体勢ではさまってしまい余計大恥をかきました。
あなたは、お昼を食べようとマックを見かけました。ふと思いました。店員にどう声をかていいかわかりません。
注文のしかたを忘れてしまったようです。結局、家に帰ってUber Eatsをオンライン注文するのでした。
コミュニケーションのストレスを遠ざけていると、人との親密さを体験する時間が失われます。
ほんのささいな会話のしかたでさえわからなくなります。
現実の生活への情熱が失われる
あなたが、空想世界にひたればひたるほど、現実世界を楽しむ興味やエネルギーが失われていきます。
空想世界の習慣を優先するようになり、生き方の優先順位が完全に狂います。
自分が傷つくとわかっていても逃避行動を優先してしまうようになります。
現実世界をあきらめているから自分のカラダなんてどうでもいいのです。
あなたは、7年前、「30歳までに年収1000万円だ!」が口ぐせの情熱的な青年でした。
今は、お酒とギャンブルに溺れる瘦せこけた33歳の派遣社員。
残酷できびしい社会に日々圧倒され、逃避を繰り返してきた結果、干からびたミミズのように生命力を失ってしまいました。
「至福の無知」状態になる
1999年に公開された『マトリックス』を覚えているでしょうか?主人公は虚無主義のネオといいます。
ある日モーフィアスというメンターに出会い、赤い薬と、青い薬のどちらを飲むか選択をせまられます。
- 赤い薬を飲むと世界の真実を見ることができる
- 青い薬を飲むと「至福の無知」にとどまり、洗脳された孤独な世界にもどることができる
ネオは赤い薬を飲み、AIによって荒廃した世界「マトリックス」を見ることになります。
このシーンからわかることは、僕たちは、遅かれ早かれ現実世界にもどらなければならないということです。
しかし、そう簡単にはいかない、それもまた現実です。
現実世界で生きることをあきらめた人は、ゲームやポルノの世界だけで社会の必要性を満たそうとします。
いつか戻らなきゃとわかっていても現実世界が存在しないフリをしていたい。
「至福の無知」状態から抜け出したくない。これが現実逃避の本当の怖さです。