フェチは一生治らないと言われるほど、治すのが難しいです。フェチになる原因を知れば対処しやすくなりますが、それでもそう簡単にはいきません。
フェチは生物学的、心理的、社会的要素が複雑に絡み合っています。本気でフェチを治したい人は、この事実を重く受け止めておかないといけません。
脳の快感回路と強く結びついている
フェチは、脳の快楽回路と密接に関連しています。フェチの興奮や快感は、脳によって強く結び付けられます。
フェチはポルノ依存を引き起こします。こうしてフェチのループから抜け出せなくなります。
相談できる人がいない(場所がない)
フェチを治療する専門家は非常に少ないです。アメリカでも見つけるのは難しく、日本は皆無に等しいです。
社会的にもタブーとされていて、一般的に十分な理解を得られていません。
フェチについてオープンに話し合える環境がないのです。
インターネット上のほとんどのプラットフォームでも、性的コンテンツの発信は厳しく制限されています。
心理療法やセラピーを通じてもなかなか治りづらいのに、気軽に相談先できるところがないというのは、生きづらい社会です。
せめて義務教育で十分な性教育をしてくれれば良かったですが、日本に生まれた以上は仕方ありません。自分の意志で治すしかないのです。
置き換えができない
仕事のストレスは仕事をやめればなくなります。肥満は食事制限すれば治ります。
フェチだけは他のものに置きかえることができません。
明日、あなたの銀行口座に1000万円振り込まれたからといってフェチはなくなりません。
新しいフェチを加えても今のフェチから逃げているだけです。むしろ悪化します。
性器を除去するのも嫌ですよね。一生、セックスを楽しめない身体になってしまいます。
不安
不安も大きな理由のひとつです。著書「インターネットポルノ中毒 」から引用します。
新人ポルノスターでダメなら、輪姦ものや血みどろのものを試してみよう。別に自分でだれかを強姦したり殺戮したりすうるわけじゃないが、いまや極端な材料が必須で、しかも根本に不安があるから先に進むしかない。
【驚愕】フェチになる5つの原因でくわしく話していますが、フェチはトラウマによる無力感がかなり影響しています。
人は無力感を感じると不安不安でしかたなくなります。常に不安が動機で性欲を満たすクセがついてしまいやめられなくなるのです。
リバウンド効果
アメリカの心理学者であるダニエル・ウェグナーが提唱した皮肉過程理論というものがあります。
シロクマを思い浮かべるなといわれても想像してしまうアレです。
人間の脳は、その思考をおさえようとすればするほどその思考が持続するようにできています。
「フェチなくなれ!」というのは逆効果なんです。むしろフェチを促進させるアファメーションになってしまいます。
まとめ
フェチを戦争に例えるなら、四面楚歌(しめんそか)です。上も下も右も左も、どこを向いても勝機がない。
完全孤立無援の状態
そもそも脳神経レベルでフェチ化しているし、相談できる相手もいない。置き換えも不可能な上に、マインドテクニックも効かない。
いったいどうなっているんだ!!!!と発狂したくなるのがフェチというものなのです。
あきらめかけているあなたへ
僕もそう思ってず~~っと悩んでいました。マジでこれムリだ一生治らない....とあきらめかけていました。
でも、あきらめたくなかったんです。どうにか解決策がないかとたくさんの本や教材を買いあさりました。
そうして見つけたのが断射プログラムでした。この教材は、フェチを専門にした教材ではないですが、オナ禁の極意がわかります。
オナ禁ができると、脳がリラックスモードになります。そうすると、不思議とフェチの興奮も発動しにくくなるんです。
これだけでフェチを完全になくすことはできませんが、「フェチに支配されていない感覚」を体験できます。
ぜひあなたに、その感覚を一度でも感じてほしいです。
フェチはトラウマも大きく関係しています。四面楚歌なら、さらにその外堀を固めればいいのです。
性やトラウマについて学ぶことでそれができます。
このサイトにたくさんの武器(知識)を用意してあります。どうぞ自由に使ってください。