幼児愛好者はどういう人のことを言うのか?うまれつきなのか?どんな特徴があるのか?をくわしく説明します。
幼児愛好者とは?
幼児愛好者とは、以下にあてはまる人のことをいいます。
思春期前の子ども(通常13歳未満)に性的魅力を感じる人のこと
小児性愛者とやペドフィリアともよばれます。
性科学的にはクロノフィリア(chronophilia)に分類されます。
15歳から19歳の場合、エフェボフィリア(Ephebophilia )とよばれます。
細かく覚える必要はないですが、あなたが幼児愛好者の場合、
なぜその年齢の子供に性的魅力を感じるのか?
を理解することは重要です。このような性癖を持つ人は発育ステージによって惹かれる対象が異なります。
ペドフィリアなら小学生の頃の親の暴力が原因かもしれないし、エフェボフィリアなら高校生の頃にトラウマを抱えたせいかもしれません。
また、子供に興味があるからといって、同時に大人にも興味がないとは限りません。
小児性愛と性的虐待はちがう
幼児愛好者と性的虐待はちがいます。取り違えないように注意してください。
小児性愛は、思春期前の子どもに性的興奮を覚えることであり、性的虐待は子どもに対して性的犯罪を犯すことです。
小児性愛者が何らかの形で、児童への性的虐待に発展する可能性はあります。
身体的な3つの特徴
ペドフィリアは以下3つの特徴があります。日本人を対象にしたデータではないですが参考になります。
- 子供に性的な興味を持つ人は、平均より10〜15ポイントIQが低い
- 大人に対する性犯罪で逮捕された人よりも平均2.5センチ背が低い
- ペドフィリアの30%と35%は非右利き(一般的な左利き人口は10%)
IQが低い人は理解力が乏しく、ものごとを適切に判断する能力が十分ではありません。
身長が2.5センチ変わるとタバコの影響は2倍に膨れ上がります。2.5センチは物理的に見ても大きな差です。
このことから、脳の構造や考え方も変わると推測できます。
統合失調症や自閉症の人も非右利き率が高いといわれます。精神障害の人特有の物理的なちがいが見られます。
ペドフィリアはうまれつきか?
ペドフィリアはうまれつきの可能性が極めて高いです。
IQや身長の差が示しているとおり、DNAレベルのそういった素質があるといえます。
実際、ペドフィリアの人の脳は、子供を見たときに親の反応ではなく、性的な反応をすることがわかっています。
生まれつき脳の構造がちがっているため、ペドフィリアになるということです。
行動的な5つの特徴
行動的には以下の特徴があります。
- 子どもへの不適切な関心: 特定の年齢層(8~9才だけなど)の子どもに対して過剰な関心を示す
- 子どもへの接近を求める: 教師、保育士、ボランティア、社交界で子どもと親しくなろうとする
- 不適切な贈り物: 子どもにとって不適切と思われる贈り物を与える
- 境界を越える:頻繁に触れる、抱きしめる、近くに座る
- 秘密主義的な行動: 子供と二人きりで過ごす時間が異常に長い、隠しカメラの使用、私的なメッセージのやりとり
小児性愛者強迫性障害とのちがい
小児性愛者強迫性障害(POCD)というものがあります。小児性愛とPOCDはまったく別物です。
英語でも
- Pedophilia(小児性愛)
- Pedophilic Obsessive-Compulsive Disorder(POCD)
と分類されています。主題が繊細であるために混同されがちです。それぞれのちがいを説明します。
小児性愛
13歳未満の子どもに対して性的魅力を感じること。精神障害の診断と統計マニュアル(DSM)の「Paraphilic Disorders」に分類される精神障害。
※DSM=Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders(医師が精神衛生上の問題を特定するのに役立つ本)
小児性愛者強迫性障害(POCD)
POCDの患者は、自分が小児性愛者であるかもしれない、あるいはそうなるかもしれないという恐怖に苛まれている。そのため、不安や苦痛を緩和することを目的とした様々な強迫的な行動を起こす。POCDは、DSMで公式に認められている診断名ではない。
小児性愛とPOCDの主な違いは、本人の思考や感情の性質にあります。さらにわかりやすく分類するとこんな感じです。
- 小児性愛者は、性的衝動を引き起こす
- POCDは、小児性愛者になるという恐怖を引き起こす
- 小児性愛者は、子どもたちと積極的に関わりたがる
- POCDは、子どもたちを積極的に避けたがる
POCDについて詳しく知りたい方はこちら↓
幼児愛好者になる理由はこちら↓
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【驚愕】幼児愛好者になる原因
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