2021年のPornhubの発表によると、日本の平均訪問時間は10分3秒でした。
世界ランキング2位。
トップ20か国のうち、唯一視聴時間が増加した恥さらしの国がここニッポンです。
もしあなたが何時間も見ているならとてつもなくこの統計に貢献していることになります。
あれ、今ドキッとしましたか?もしそうなら間違いなくオナニー依存な方でしょう。
実はむかしの僕もそうでした。
時間の無駄だと思いつつオナニーしまくっていました。
でもあるときオナニーで人生が壊れていることを痛感したんです。
そして、本気で時間を意識するようになりました。
そのおかげで、オナ禁に成功し有意義なことに時間を投資できるようになりました。
今回は、そんな経験も踏まえてオナニーが時間の無駄でしかない理由を徹底解説します。
オナニーでどれだけの時間を失うのか?なぜ時間の浪費なのか?
具体的な統計や心理的な理由を示しながらわかりやすく説明します。
目次
年間34時間やっている人はレッドフラグ
SexualAlphaの調べによると、アメリカで自慰行為を行う25歳から29歳の男性は
- 16.5%が過去1年間にオナニーをしたことがない
- 14.7%が年に数回から毎月オナニーをする
- 25.4%が月に数回~毎週オナニーをする
- 23.4%が週に2~3回オナニーをする
- 20.1%が週に4回以上オナニーをする
とされています。
日本も同じでしょうから、週に4回以上やる人は重度のポルノ依存者といえます。
さてこれを約1回10分にして計算してみます。
そうすると1年で約35時間、10年で350時間(14日間)になります。
でも、ちょっとまってください。これはあくまでも平均です。
オナニー依存の人はもっとやっているのではないでしょうか?
あの2000時間であなたは何ができたのか?
一日一回20分、週4回ならどうでしょう。むかしの僕のように強依存の人ならこのくらい普通です。
年間になおすと約70時間。
10年で700時間(約30日)です。
1か月で何ができたか・・・と考えると現実味を帯びてきます。
でももっと本気で考えないといけません。これを30年にしたらどうでしょうか?
2100時間です。
これだけの時間があったら、中小企業診断士を取得できました(1000時間)
英語を使って仕事できるレベルになれました。(2200時間)
かなり大きな目標を達成できたのです。
なぜ時間の無駄なのか?もっと深刻な理由
今説明したとおり、オナニー=時間がムダな理由は明らかです。
しかし、99%の人が見落としているもっと深い理由があります。
それは脳と心への影響です。
ポルノを見てオナニーをするともっと高いドーパミンを求めるようになります。
そのせいで日中もエロ以外考えられなくなります。
人間は無意識に1日6万回思考するといわれます。重度の人なら3万回以上はエロいことを想像しているはずです。
といっても一瞬だけだし、と思った人は危険です。1回1秒だとしても8時間以上エロを考えていることになるからです。
さらに多くの人はオナニー後に罪悪感を感じます。
罪悪感を感じると自己肯定感がさがり、自分のやっていることに自信をもてなくなります。
何をするにしても熱意を感じなくなり、生きる意味を見失います。
この状態では仕事もはかどらないし、勉強の内容も頭に入ってきません。
時間の無駄とはまさにこういうことをいいます。
オナニーはペニスを傷つけるだけじゃなくメンタルを破壊する自殺行為なのです。
人生の時間をどれだけポルノにささげるか?
人生100年時代といわれる今、あなたに残された時間は何時間でしょうか?
100年は87万6000時間です。
もしあなたが30歳だとしたら、あと70年、61万3200時間しかありません。
いや有意義に過ごせる時間はもっと少ないでしょう。
なぜなら、若くて体力がある時期だからこそめいいっぱい人生を楽しめるからです。
目標を50歳に設定します。やっと折り返しの年齢です。
あなたはそれまでにどうなっていたいですか?どんな経験をしたいですか?
残された時間は17万5200時間。時限爆弾はもう動いています。
時間の大切さを痛感する話をしていきます。
そもそも自由に使える時間が限られている
一般的な男性の1日を計算してみると自由時間の少なさがよくわかります。
- トイレ:30分
- ひげそり:10分
- 睡眠:8時間
- 仕事:8時間
- 交通時間:2時間
- 食事(3回):90分
- シャワー、入浴:20分
=20時間30分
24時間-20時間30分=3.5時間
あなたが毎日自由に過ごせる時間はたったの3.5時間です。
30分オナニーしたらあと3時間しかなくなります。もっとやっている人はもっと時間なくなっています。
そうとわかっていても貴重な時間をオナニーに使って後悔します。
そんな後悔から逃げたくなってゲームやアニメを見てさらに時間を浪費します。
そして、目をしょぼしょぼさせながら浅い眠りにつきます。
いい睡眠もとれないから健康状態も最悪です。性欲に勝てない人は食生活も質が低いです。
スーパーにいけば油ドロドロのから揚げや焼きそばを買ってたべます。
もはや家に出るのがめんどうでウーバーでマックを買います。そうして病気になって医療費とさらなる時間を失います。
「俺はリモートワークで早飯だから8時間はあまっている」なんて言っている人はもっと危険です。
そのぶんアニメやゲームをする時間があるといってやるべきことをやらないからです。
実際、リモートワーク中にオナニーする人もいます。
最近の調査で、戸締まり中の在宅勤務中にオナニーをする人が、男性35%、女性17%いることが明らかになりました。
時間をもてあますと人は堕落してしまうものなのです。
「そのうち本気出す」現実逃避を40年つづけてきた人の深刻な末路
こんな生活が40年つづいたらどうなっているでしょうか?70歳になったあなたはどんな顔をしていますか?
- 顔はしわだらけ
- 腰はすっかりまがってしまっている
- 加齢臭もすごい
- ネトネトした声でハリがない
でも、もうおそいのです。
あれだけあった時間をすべて使いきってしまいました。
「とはいっても40年さきだし・・・」と思ってしまうのが人間の弱さです。
そうなんです。人間ってぐうたらの甘えん坊なんです。でも、本当に「ヤバい」というときがかならずきます。
急な変化に対応する準備は整っているのか?
たとえば、2030年に消費税が15%になるといわれています。
消費税率を2030年までに15%に、2050年には20%へ引き上げよ――。
IMF(国際通貨基金)が加盟各国の政府と毎年1回、経済の現状や経済政策などについて話し合う「4条協議」の報告書が2月に公表された。※引用元(東洋経済):IMF「消費税20%に引き上げ」提言に込めた真意
あなたはそのとき45歳だとします。AIで職を失いなんとか派遣の仕事でやりくりしています。
案件もぜんぜん入ってこない。ひとつひとつの給料も低い。なのに消費税はあがる。
文句言っても法改正なので反対できません。生活がままならなくてためいきつくしかない。
そのときどう思いますか?
- 「あのときああしておけばよかった」
- 「もっと勉強して専門職にでもついていれば」
って思うのです。でも、そんな体力も意志も一切のこっていません。
切ないですよね。切ないですけどこれが現実です。
このままさらに年をとったらどうでしょうか?60歳です。
そうすると40歳のときにもっとちゃんとしておけば・・・ってなるんです。
25歳、30歳、35歳、できるだけはやくオナニーをやめていればってこんなことにならずに済んだのにって。
そしてなんの代わり映えもしないままどんどんと時間だけがすぎていきます。
あなたは人生を十分に生きることなく死んでいく
最後にセネカ(哲学者)名言を紹介します。
われわれは、短い人生を授かったのではない、われわれが、人生を短くしているのだ。われわれは、人生に不足などしていない。われわれが、人生を浪費しているのだ。
人生の残りかすを自分のために取っておき、善き精神的活動のために、もうなんの仕事もできなくなった時間しかあてがわないなんて、恥ずかしいと思わないのか。生きることをやめなければならないときに、生きることを始めるとは、遅すぎるではないか。
自分が死すべき存在だということを忘れ、五十や六十という歳になるまで賢明な計画を先延ばしにし、わずかな人たちしか達することのできない年齢になってから人生を始めようとするとは、どこまで愚かなのか。
あなたは、ひとの一生の最後の段階に達しているようにみえます。あなたは、すでに百歳に近い。いや、それ以上のお歳でしょうか。さあ、それでは総決算しますから、あなたの生涯をここに呼び出してください。では、計算してください。あなたの生涯から、債権者によって奪われた時間は、どれだけですか。夫婦喧嘩によって奪われた時間は 、どれだけですか。奴隷の懲罰のために奪われた時間は、どれだけですか。つとめを果たすために、街中を歩き回って奪われた時間は、どれだけですか。では、次に、みずからの手で招いた病気(のために失われた時間)を加えてください。さらに、使われることなく無駄に過ぎていった時間も加えてください。もうおわかりでしょう。あなたの手元に残る年月は、いま足し合わせていった(失われた)年月よりも短いのですよ。記憶を呼び起こしてください。あなたがしっかり計画を立てたことが、いつありましたか。あなたの決めた通りに事が進んだ日は、どれほどわずかでしたか。自分を自由に使えたことが、いつありましたか。あなたの普段どおりの顔つきでいられたことが、いつありましたか。あなたの心がおびえずにいたことが、いつありましたか。これほど長い生涯をかけて、あなたがなしとげた仕事は何ですか。どれほどたくさんの人たちが、あなたの人生を略奪していったことでしょう。しかもそのとき、あなたは、自分が何を失っているかに気づいていなかったのです。いわれのない悲しみや、愚にもつかない喜びや、飽くことのない欲望や、甘い社交の誘惑が、どれだけの時間を奪っていったでしょうか。あなたに残された時間は、どれほどわずかでしょうか。もうおわかりでしょう。あなたは、人生を十分に生きることなく、死んでいくのです。
セネカ(紀元前1年頃 - 65年 4月)
-人生の短さについて- より
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