気づいてないだけで、あなたはもしかしたら“苦しみたい”のかもしれない。そんなはずないって思う。でも、いつも自分で“苦しい道”を選んでいない?報われない恋、報われない努力、報われない優しさ。それ、ほんとはあなた自身が選んでる可能性があるんです。
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なぜか、いつも“苦しい方”を選んでしまうあなたへ
同じような失敗ばかり繰り返す。頑張ってるのに、いつも傷ついて終わる。
それって、たまたまじゃないかもしれない。あなたの中に「苦しみ」を選ぶクセがあるとしたら?
でも、それは“おかしいこと”じゃないんです。
たとえば、
- 誰かに「かわいそうだね」って言われることで、少し救われた気がした
- 頑張ってるのに報われない自分に、「正しさ」を感じた
- 苦しんでいるほうが、“本当の自分らしい”気がした
こういう感覚、少しでも心に引っかかったなら、あなたはもう十分、優しい人です。
でもその優しさが、あなた自身を壊しかけているとしたら——。
「苦しむ癖」は、どこから始まったのか?
多くの場合、それは子どものころの「空気を読む」力に始まります。
親や先生、友達に迷惑をかけないように、「いい子」でいることを選んだ。
本当は泣きたかったのに、笑って我慢した。
「強くなりなさい」って言われて、弱音を出すのをやめた。
こうやって、自分の本当の気持ちを“殺す”ことが、当たり前になっていく。
そのうち、悲しいことが起きたときだけ「生きてる」って感じがするようになった。
だからあなたは、無意識に「悲しい道」「苦しい道」を選んでしまう。
それはクセなんです。あなたがダメだからじゃない。
実は“苦しむ自分”に酔っていた?——心の盲点
この言葉、きっと少しイヤな感じがしたかもしれません。
でもね、「頑張ってる自分」に酔うことでしか、自分の価値を感じられないときってあるんです。
苦しんでるから、頑張ってる。
頑張ってるから、自分は間違ってない。
だから、もっと苦しんでやる。
——そういうループに、あなたはハマってないかな?
そして、「幸せになること」に罪悪感すら感じていない?
楽になったら、なぜか不安。
心が落ち着くと、「また何か起きるかも」とビクビクする。
それは、「幸せ=油断」と教えられてきた記憶が、あなたの中にあるから。
でも、もうそこから抜け出してもいいんです。
哲学はこう言う:「それを望んでいるから、苦しみは終わらない」
ドイツの神秘思想家マイスター・エックハルトは、こう言っています。
「もし何かを失って苦しむのなら、それはあなたがそれを愛していた証。そして、あなたは苦しむこと自体を望んでいたのだ」
この言葉、僕には初めて読んだとき衝撃でした。
「いや、そんなわけない」と反発しながらも、なぜか心に刺さる。
だって、僕たちはいつも「どうにかしよう」と必死に戦ってる。
失うこと、傷つくこと、うまくいかないことに逆らおうとしてる。
でもそれって、波に立ち向かうようなものなんです。
目の前に大きな波が来たとき、本当なら、立ち向かうよりも受け流したほうがいい。
でも僕たちは、真っ向からぶつかって、毎回、自分の中をバキバキに折ってしまう。
その戦いこそが、「苦しみを選んでる」ことなんです。
じゃあ、どうすれば「苦しむ癖」を手放せるの?
大丈夫。今日から少しずつでいい。
以下の3つの習慣で、「苦しみ癖」は確実に手放せます。
1. 感情に名前をつける
苦しいとき、「これは悔しい」「これは悲しい」って言葉にする。
言葉にするだけで、感情はコントロールできるようになります。
2. “戦う”のをやめて、“観察する”ことを選ぶ
嫌な出来事が起きたとき、「これはどうして起きた?」じゃなくて、
「これは何を気づかせてくれるんだろう?」と問いかけてみてください。
それだけで、あなたの脳は“出口”を探し始めます。
3. 「楽になっていい」と自分に言ってあげる
心のどこかで「もっと苦しまなきゃ」って思ってる自分がいたら、
今日だけでも言ってあげてください。
「もう、いいんだよ。楽になっていいんだよ」って。
それでも「楽になっていい」と思えないあなたへ
それでもやっぱり、楽になるのが怖いと思うときがある。
その気持ち、僕もよくわかります。
でもね、苦しみがあなたを価値ある人間にするわけじゃない。
あなたは、ただ存在しているだけで、もう十分に価値がある。
苦しんでるから愛されるんじゃない。
あなたは、もう愛される資格を持ってる。
そのことに、少しずつ気づいていけばいい。
まとめ
「苦しむことが好きだったのかもしれない」
そう気づいたとき、あなたの人生は静かに、でも確実に動き始めます。
苦しみを手放すことは、逃げることじゃなく、選びなおすことなんです。
これまで苦しみの中でしか「自分の存在」を感じられなかったなら、
これからは、やさしさやあたたかさの中でも、それを感じていい。
誰かに許してもらわなくても、あなたは変わっていい。
今日、その第一歩を踏み出したあなたを、僕は本気で誇りに思います。