仕事でも、恋愛でも、家庭でも、「なぜ男ばかりが損をしているんだ?」 そう感じたことはないだろうか。
昔は「男だから」と言われて、仕事や家庭で重い責任を負わされた。ところが、今は「男だから」と優遇されることはほぼなくなった。それどころか、「男はもういらない」とすら言われる。
社会の変化は止められない。だけど、このまま何も考えずに流されていたら… 「不要な男」になってしまうかもしれない。
あなたがこの時代をどう生き抜くべきか、一緒に考えてみよう。
目次
教育の場から始まる“男性冷遇”の現実
男子の学力低下が深刻な理由
気づいているだろうか? 「教育格差」は、すでに逆転している。
- 平均的な男子の学力は、女子より1学年分遅れている
- 大学進学率では、女子が男子を10ポイント以上リード
- 成績トップ10%の2/3が女子、逆に成績ワースト10%の2/3は男子
「女子は教育機会が少なく、不利だ」と言われていた時代は過去のものになった。
そして、男子の学力が伸び悩む原因のひとつが、「脳の発達スピードの違い」 だ。
思春期に入り、将来を見据えて計画的に行動する「前頭前野」という部分が発達する。これが、女子は男子よりも1~2年早く発達する ことがわかっている。
つまり、「同じ年齢で競争させると、男子は最初から不利な状況に置かれている」 のだ。
男性教師の減少が男子に与える影響
さらに深刻なのは、男子がロールモデルとなる大人を見つけにくいこと だ。
- 1980年代には教師の33%が男性だったが、今は24%まで減少
- 心理カウンセラーの男性比率はたった5%
「男はこうあるべきだ」と教えてくれる大人が減り、男子は学校でのモチベーションを失いやすくなっている。
労働市場で進む“男の居場所”の喪失
男に厳しい職場環境の変化
職場でも「男だから」という理由で得をする時代は終わった。
- かつて「女性優遇」として導入された制度が、男性の不利につながっている
- 管理職は「女性の割合を増やせ」と求められる一方、男性の昇進は厳しくなる
- パワハラやセクハラへの厳罰化で、職場での男性の立ち回りが難しくなった
「男性が優遇される社会」から「男性が慎重にならざるを得ない社会」へと変化している。
成長産業から“男が消える”現象
これから成長する職種には、「男性が圧倒的に少ない分野」 が多い。
- STEM(科学・技術・工学・数学)分野は男性が多いが、成長率は鈍化
- 一方、HEAL(医療・教育・行政・リテラシー)分野は急成長中
- だが、HEAL分野の男性比率は24%以下で、しかも減少中
つまり、「これから求められる仕事に、男性が適応できていない」 のが現状だ。
“家庭”という名の戦場──父親の価値はどこへ?
「ATM化する男」──家庭での存在感の薄れ
「結婚して家庭を持てば、男としての役割がある」…そう思うかもしれないが、その考えも危うい。
- 共働き世帯が増え、「男が稼ぐ」という価値観は薄れつつある
- 実際に、40%の家庭では妻のほうが夫より収入が多い
- 「夫が家事・育児をしない」と批判される一方で、「父親の存在価値」自体が低下
さらに、離婚後の父親の扱いはさらに厳しい。
- 子どもの親権は9割以上が母親に渡る
- 離婚後、子どもに会えなくなる父親は3人に1人
「家族を持てば安心」という時代は終わり、男は家庭でも“不要”になりつつある のだ。
“男らしさ”はもう不要なのか?
社会が求める“新しい男性像”とは?
「男らしくしろ」と言われたり、「男らしさはもう時代遅れ」と言われたり…
じゃあ、いったい今の社会はどんな男性を求めているのか?
- 「優しすぎる男」はナメられる
- 「強すぎる男」は嫌われる
- 「お金がない男」は価値がないとされる
結局、求められているのは「都合のいい男」なのではないか?
まとめ
「男だから」と言われて重荷を背負わされる一方で、「男だから」と得をすることは減った。
- 教育では、男子の学力低下が進み、ロールモデルも消えている
- 労働市場では、成長分野に適応できず、職場環境も厳しくなっている
- 家庭では、父親の価値が低下し、離婚後は子どもと引き裂かれるケースも多い
じゃあ、どうすればいいのか?
「不遇を嘆いても、社会は変わらない。」
でも、あなた自身は変われる。
- 時代に合ったスキルを身につける
- 「男らしさ」ではなく「自分らしさ」を貫く
- 社会のルールを理解し、賢く立ち回る
何もせずに流されるだけの人生では、「不要な男」になってしまう。
でも、あなたが知識を持ち、行動を変えれば、この時代を生き抜く道は必ずある。